ストローマン社のインプラントの特徴とは

こんにちは!せきれい歯科クリニックの院長 太田です。

 

今回は、ストローマン社のインプラントの特徴についてお話しします。

インプラントとは、何らかの原因で歯を失った場合に歯を補うための治療方法の一つです。歯を失った箇所の顎の骨に人工歯根を埋め込み、その上から人工歯を被せます。この時に用いられる人工歯根を製造しているメーカーは世界中に100社以上もあるといわれており、メーカーごとに特徴が異なります。

 

〇当院で採用しているインプラントメーカー

日本国内でも約30社のインプラントが流通していますが、当院では世界のインプラントシェアでトップクラスを誇るストローマン社のインプラントを採用しています。ストローマン社は1954年にスイスで創立したメーカーで、現在の主流となっているチタン製のスクリュー型インプラントの製造を1976年から行っています。精密な技術と徹底した品質管理で世界70か国以上、1300万本以上のインプラントが治療に用いられているため安全性も確立されています。日本では1984年からストローマン社のインプラントの販売が始まり、現在も数多くの医院で採用されています。

 

〇10年生存率・成功率が高い

インプラントを長持ちさせるために最も重要なことはインプラント周囲炎を発症させないことです。インプラント周囲炎とは、清掃不良などが原因でインプラントを支えている顎の骨が溶けてしまい、最終的にインプラントが抜け落ちてしまうこともある疾患で、歯周病と似たような症状をもちます。骨が溶けていることは外から見ただけではわからず、歯周病と同様に初期段階での自覚症状もほとんどないため、特に注意が必要です。ストローマン社のインプラントはインプラント周囲炎を発症する確率が低く、10年生存率が高いことが大きな特徴です。インプラント周囲炎を防ぐためには患者様ご自身でのセルフケアや定期的な歯科医院でのメンテナンスも大切ですが、インプラントそのものの質にも影響されると考えられています。スイスで行われた研究では、ストローマン社のインプラントの10年生存率(インプラントが抜け落ちずに残っている)が98.8%であり、さらに10年後もインプラント周囲炎がみられない確率は97%であったという報告もあるほどです。

 

〇企業規模が大きいため様々な事象にも対応できる

インプラントメーカーは世界100社以上あるため、吸収や合併も多い業界です。そのため、場合によってはインプラント手術から数年後に修理のための部品が必要になっても、使っていたメーカーのものが手に入らないという事態が起こることもあります。インプラントは10年以上の長期使用を想定しているため、このようなことがあると患者様にも不利益が生じてしまいます。しかし、ストローマン社は世界屈指の企業規模のため、部品が調達できなくなるというリスクはまず考えられません。また、もし将来的に患者様が転居等により他院で治療を受けることになったとしても、ストローマン社のインプラントであれば取り扱いのある歯科医院も多いので適切なメンテナンスや修理を受けることができるでしょう。

 

〇まとめ

今回は、ストローマン社のインプラントの特徴についてご紹介しました。ストローマン社のインプラントは、将来にわたって安心・安全に使っていただけるインプラントです。

 

当院では、日本口腔外科学会の認定医がインプラントの治療を担当いたします。患者様お一人おひとりに合わせた最適な治療をご提案いたしますので、ぜひ当院へお越しください。

 

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