PREVENTIVE DENTISTRY予防歯科


予防歯科で、一生自分の歯で笑顔を!

「予防歯科」という言葉、耳にしたことはありますか?虫歯や歯周病になってから治療するのではなく、そもそも病気にならないように予防するのが予防歯科です。歯科医院でのプロによるケアと、毎日のセルフケアを組み合わせることで、健康な歯を長く保つことができるのです。


予防歯科の特徴

01大きく歯を削る治療を避けられる

早い段階で異常を見つけて治療することで、必要以上に歯を削る処置をしなくて済みます。

02歯を長持ちさせられる

定期的なメンテナンスにより歯周病などを予防し、長く自分の歯で食事を楽しめるようになります。

03全身の健康維持にも役立つ

口の中の健康状態は、全身の健康とも深く関係していると言われています。

予防歯科で何をするの?

予防歯科では、歯科医院で以下のことを行います。

  • 歯科検診: 虫歯や歯周病、口内の異常がないか、定期的に検査します。
  • 歯のクリーニング: 歯垢や歯石を除去し、歯の表面をツルツルにします。
  • フッ素塗布: 歯の表面を強化し、虫歯になりにくくします。
  • 歯磨き指導: 正しい歯磨きの方法を指導します。
  • 食事指導: 歯に良い食事についてアドバイスします。

歯医者さんのクリーニングで 歯石取りをしましょう

歯磨きをしても、お口の中にはどうしても汚れが残ってしまいます。この汚れが、なんと48時間ほどで硬い石のような「歯石」に変わってしまうってご存知ですか?

歯石は、歯磨きだけではなかなか落とせない頑固なものです。唾液の中のカルシウム成分と混ざり合い、歯にこびりついてしまうため、歯ブラシでゴシゴシ磨いてもなかなか取れないんです。
さらに、歯石は表面がデコボコしているため、新たな汚れがつきやすく、歯周病の原因にもなります。怖いのは、歯石が歯の見える部分だけでなく、歯と歯の間や歯茎の下など、目に見えないところにまでできるということ。鏡を見て「綺麗!」と思っていても、実は歯石が隠れているかもしれません。


歯石取りはなぜ大切なのか?

歯の健康を保つためには、歯科医院で定期的にクリーニングを受けることが大切です。歯科衛生士が専用の器具を使って、歯石を根こそぎ除去してくれます。 なぜ歯科医院でクリーニングを受ける必要があるの?
歯科衛生士は、歯の構造や歯周病について専門的な知識を持っています。歯を傷つけずに、効率的に歯石を除去してくれます。また歯石を落とすための専用の器具が揃っています。自宅での歯磨きでは落とせないような細かな部分の汚れも、きれいに取り除くことができます。歯石取りの際に、歯周病や虫歯の早期発見につながることもあるので、予防歯科として重要と言えます。


予防歯科の流れ

STEP 1口腔内の検査・カウンセリング

歯や歯ぐきの状態、噛み合わせ、生活習慣を詳しく確認し、将来的なリスクまで含めて総合的に評価します。患者さんの不安や希望も丁寧に伺います。


STEP 2専門的なクリーニング(PMTC・スケーリング)

日常の歯磨きでは取れない歯石やバイオフィルムを徹底的に除去し、口腔内を清潔な状態に整えます。仕上げの研磨でツルツルの歯面にします。


STEP 3予防処置(フッ素塗布・シーラントなど)

歯質を強化する処置や、汚れが溜まりやすい部分を保護する処置を行い、虫歯や歯周病のリスクを大幅に低減します。年代や状態に合わせて選択します。


STEP 4生活指導と定期メンテナンス

正しいブラッシング方法や食習慣の改善ポイントをわかりやすく伝え、日常での予防をサポートします。定期的な来院で健康状態を継続的にチェックします。


予防歯科についてよくある質問

A病気になってから治すのではなく、虫歯・歯周病などを「未然に防ぐ」ための歯科ケアのことです。
A目安は3〜6か月に1度ですが、お口の状態によって最適な間隔が異なります。
A検査、クリーニング(歯石除去)、フッ素塗布、ブラッシング指導などを行います。
A定期的なチェックにより、初期虫歯や自覚症状のないトラブルも早期発見できます。
Aほとんどの場合痛みはなく、リラックスして受けられる処置が中心です。
A歯石除去など一部は保険対象ですが、内容によっては自費となるものもあります。
A毎日のセルフケアは重要ですが、歯石や磨き残しはプロのケアでしか完全に取り除けません。
Aはい。フッ素塗布やシーラントなど、成長に合わせた予防が大切です。
A定期的なクリーニングと正しいブラッシングにより、歯周病の予防・進行抑制が可能です。
A正しいブラッシング、フロスの使用、食生活の見直しなどが大きな効果を持ちます。

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