親知らず抜歯後の食事について

こんにちは!せきれい歯科クリニックの院長 太田です。

 

今回は、親知らずを抜いた後の食事で気をつけることについてお話ししていきます。

親知らずを抜歯した後の食事で気をつけるべきことは、麻酔が切れるまでは食事を控えること、そして、柔らかくて刺激の少ないものから食べ始めることです。

 

〇親知らずについて

親知らずは、最も奥に位置する歯のことで、むし歯や炎症をはじめとした問題を抱えやすく、抜いてしまった方がいい場合もあります。抜いたほうがいいのは、1) 親知らず・その手前の歯がむし歯、2) 横向きに生えた親知らずが手前の歯に障害となっている、3) 清潔に保つことが難しく歯ぐきの腫れ・痛みを繰り返す、4) 膿などがたまる袋がある、などの場合です。ちなみに、親知らずという名前の由来は、親知らずは10代後半から20代前半に生えるため、親にも知られることなく生えてくるということだそうです。

 

〇親知らずの抜歯

親知らずの抜き方は、親知らずの状態、持病の有無などにより異なります。比較的簡単に抜けるものから、歯ぐきを切る必要があるもの、歯や骨を削る必要があるものなど様々です。親知らずの治療は、抜歯の痛みに不安を持つ方が多くいらっしゃいます。当院では麻酔を工夫して、痛みを軽減。日本口腔外科学会の認定医による安全性の高い治療を行っています。

 

 

〇親知らず抜歯後の食事で気をつけること

親知らず抜歯後、2-3時間程度、麻酔が切れるまでは食事を控えます。麻酔が効いている間は、しびれたような感覚があり、思い通りに食べることも難しく、口の中のケガ・火傷・誤飲などの危険があります。

 

食事を再開する際は、柔らかくて刺激の少ないものから食べ始めます。抜歯当日は、ゼリーや雑炊のような流動食からはじめ、数日から数週間かけて徐々に、元通りの食事に戻していきます。しかし、通常の抜歯とは異なり、歯ぐきを切る、歯や骨を削るなどした場合は、より長い期間をかけて元に戻していく必要があるため、注意が必要です。また、アルコールや刺激の強いものは再び出血してしまう可能性があるため控えましょう。

 

 

〇おすすめの食事

抜歯当日、麻酔が切れた後の食事としては、ゼリー・ヨーグルト・雑炊・スムージーなどの流動食がおすすめです。ただし、麻酔が残っている可能性もあるので、火傷には注意し、また、ゼリーなどに関しては、吸って飲む必要のあるものは控えましょう。翌日以降は、麺類・雑炊・ハンバーグなど、やわらかくて刺激の少ないものがおすすめです。また、傷の治りを早くするため、大豆・緑黄食野菜・乳製品・卵など、ビタミンやミネラルが含まれる食べ物もおすすめです。

 

〇まとめ

このように、親知らず抜歯後の食事は、まずは麻酔が切れるのを待ち、その後、流動食、柔らかいものから食べ始め、徐々に元の食事に戻していきます。

当院の治療は、1) 痛みが少ない、2) 短時間で終われる、3) 腫れにくい、4) 難症例にも対応できる、という特徴があります。親知らずでお悩みの方は、ぜひ当院までお気軽にご相談ください。

 

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